後藤 慎吾
- UPDATE
- 2020.10.26
その他
高校生たちとの対話
先月、弁護士会の活動で、府中西高校と小金井北高校で模擬立法の授業を担当しました。
民法の成人年齢や少年法の実名報道の問題を取り上げて、現行法の内容を前提として、それをよりよくするためにどのような法律の改正を行うのが良いかについて生徒たちに議論してもらい、その結果を発表し、最後に投票でクラスの意見をまとめるというものです。
多様な価値観を有する人々の集合である社会がそこに存在する課題を解決するためには、人々が知恵を持ち寄り、議論を尽くしたうえで、より良い解決策を選び、それを実行することが必要になります。生徒たちも今回の授業を通じてそのような社会課題の解決のあり方について理解を深めてくれたのではないかと思います。
私にとっても、将来わが国を背負って立つ若者たちの考えを知ることができ、とても有意義な経験でした。またどこかの学校で生徒たちと対話する機会を持てればと願っています。